レッスンで使用しているこちらの教材を紹介していこうと思います。
有名な曲でステップアップしていける

このテキストの説明…
〈知ってる曲〉がそのまま〈練習曲〉となっているため、メイン・テキストとして使用できます。
弾きたい曲を弾けるという喜びが、やる気を引き出し、全3巻で基礎的な読譜力やテクニックが無理なく身につきます。
だそうです。
私は後日紹介予定のみんなのオルガンピアノの本 1というテキストからピアノを始めたので、知っている曲をたくさん弾きながら習っていけるなんて羨ましいな、と思います😆
この曲知ってる!と思いながらだとピアノレッスンもどんどん楽しくなっていきますね。
曲数が少ない・・・

この教本は表紙も中のイラストも可愛くて素敵な本ですが、曲数が少ないのが欠点です。
全部で13曲なので早く1冊を終えて達成感を得ることができるのはいいかもしれません。
ですが、前述したみんなのオルガンピアノの本 1は同じ導入テキストで、40曲くらい掲載されていますので比べてしまうと少しコスパが悪く感じます😅
有名な曲を使っているから著作権料とかが高いのかもしれません(大人の事情)。歌詞も載ってるし。
進度がゆっくり

学習ペースがゆっくりなのはいい点です。
主に幼稚園児の生徒さんに使っているので、ちょうど良いくらいの難易度です。
ピアノひけるよジュニア1では両手同時で弾く箇所は1箇所しか出てきませんし、2に入ってもしばらくは片手ずつです。
ただ「知ってる曲が弾きたい!」という小学生の生徒さんにも使っているので、その場合は進度がゆっくりすぎてちょっと物足りないです。
まとめ
こちらの教材は、ピアノ導入書業界では定番中の定番のようで楽器屋さんに行っても他のテキストよりもたくさん置いてあります。
みんなのオルガンピアノの本 1と双璧を成している感じですね。
少し進度がゆっくりだったり曲数が少なかったりはしますが、知っている曲でピアノをお勉強できるというのは、まだ小さなお子さんにとってベストだと思います。
知っている曲が弾けるようになった時の達成感というのは何ものにも代えられません。
私も子供の頃「もっと知ってる曲が弾きたいな」と思っていたので、生徒さんが楽しくレッスンできる、とても良いテキストだと思います。
次回は私もお世話になった「オルガン・ピアノの本」の紹介をしたいと思います。

2021.5.1
コメントはこちらからどうぞ